一休み

人は一日をどう過ごすかは、一生をどう過ごすかになるという旨のフレーズを聞いたことがあります。そのフレーズを思い出す度に、今日は一日効率よく充実に生きなきゃと緊張感や一種の焦りが出てしまいます。でも、人間はいつまでも緊張感を持って生きていられるのでしょうか。時々休んだり時々何もしない日があってもいいのではないありませんか。


百メートルをどう走るかはは、フルマラソンをどう走るかと違うように、26マイル程度のマラソンをどう走るかは千里の旅をどう歩むかともまた大いに違います。人生は、百メートルでも、マラソンでもなく、千里の旅に最も近いと思います。


この千里の旅路に、走り出したい日もあれば、ゆっくり歩きたい日もあり、または何もしないで一休みしたい日もあります。遠出日和もあれば、傘を差しても雨に濡れる日もあり、または暴雨や雪積もりで、無理矢理に外出するより屋内で寛いだ方がいい日もあります。人生は、このようなハリがあったりメリがあったりする楽しい旅のようです。天候地理も考慮に入れて、心の赴くままに、この楽しい旅を味わいと思います。


近頃のニューヨークは冷え込みが厳しいです。でも、私の家の中は暖房がよく効いていてとっても暖かくて居心地がいいです。感謝の気持ちいっぱいで、この年末年始の休みに、私は悠々として家で思う存分にゴロゴロ、ダラダラしたいものです。

知恵東西

ニューヨーク在住。中国 (C)、アメリカ(A)、日本(N)で学んだこと、考えたことを思うがままに綴る。

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