真冬に祝う春節

そろそろ一年の終わりが近づいてきました。多分、たくさんの国にとっては、元旦は一年の中で最も重要な祝日でしょう。しかし、中国は、西暦の元旦より旧暦の春節を、最も盛大に祝います。


春節は、毎年違うが、大体西暦の1月の下旬から2月の下旬までの間になります。1月の下旬から2月の下旬までの間と言えば、中国のほとんどの地域にとって、真冬であり一年中に一番寒い時期かもしれません。春節は、直訳すると、春の祝日で、英語でもSpring Festivalと訳されています。


そこで、ちょっと不思議ですが、どうしてこんな真冬に春を祝うのでしょうか。


冬の後に、春が来るとわかっているからではありませんか。春の兆しが一切なくとも、冬の後に春は必ず来ます。本当の信じることは、そのようなことでしょう。目に見えるような、手が触れるような証拠がなくても、只管信じること。


人生には、時々このような強い信じる心が必要だと私は思います。


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真冬だからこそ、もう遠くない春を盛大に祝いたいですね。

知恵東西

ニューヨーク在住。中国 (C)、アメリカ(A)、日本(N)で学んだこと、考えたことを思うがままに綴る。

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